かつて招待制だったVisa Infiniteは、なぜ今「申し込めるカード」になったのか
― 元保有者の視点から見た“格の変化” ―
(引用:https://www.smbc-card.com/camp/infinite/ads_index.jsp?dk=cpc-goo-brd-pr-214749)
私は以前、スルガ銀行 Visa Infinite を所有していました。
当時のVisa Infiniteは、基準はどうであれ明確に 「選ばれた人のカード」 であり、招待制という前提がその価値を支えていたように思います。
ところが現在の日本では三井住友カード Visa Infinite が非招待制(一般申込) で募集されています。
この変化をどう捉えるべきか?
単なる「格下げ」なのか、それとも「時代の要請」なのか。
元Visa Infinite保有者の視点から整理してみます。
1. かつてのVisa Infiniteは「招待制=価値」だった
スルガ銀行のVisa Infiniteが存在した頃、Infiniteというランクは、
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明確に招待制
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発行母数が少ない
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持っている人の素性が近い
という特徴がありました。
Visa Infiniteは
カードの特典よりも「選別された感覚」そのものが価値だった。
これは、当時の
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医師や士業
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経営者
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富裕層
にとって、非常に分かりやすいステータスでした。
2. 今の三井住友Visa Infiniteは、なぜ非招待制なのか
現在の 三井住友カード Visa Infinite は、公式サイトから 申し込み可能 です。
一見すると、
「Visa Infiniteは格が下がったのでは?」
と感じる方も多いでしょう。しかし、これは ブランド戦略の転換 だと思われます。
背景にある3つの変化
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招待制=価値、の時代が終わりつつある
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富裕層カードが「ステータス」から「実利」に移行
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上位層の“入り口カード”が必要になった
つまり、
三井住友Visa Infiniteは
“見せる最上位”ではなく
“使って評価される最上位”
という役割を担っている。
3. 元Infinite保有者から見た「決定的な違い」
ここが、この記事の核です。
かつてのVisa Infinite
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持っていること自体が評価(・・・されていたかもしれない)
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同席者などが気づく
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「なぜ持っているのか?」と聞かれる
今の三井住友Visa Infinite
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申し込める
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しかし年会費は高額
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使いこなせない人は自然に脱落
入口は広く、
残るのは“使える人だけ”
これは、医師や士業の方や経営者向けのカードとしてむしろ合理的です。
4. 非招待制=価値がない、は本当か?
答えは NO です。
価値の定義が変わっただけだと考えられます。
昔の価値
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希少性
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招待
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排他性
今の価値
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年会費に見合う実利
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継続特典
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決済額に比例したリターン
いまのVisa Infiniteは、
「選ばれるカード」ではなく
「選び続けられるカード」
5. 医師・経営者にとっての現実的な評価
元保有者として、いまのvisa infniteカードについて率直に思うところはこうです。
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ステータス重視 → 向かない
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実務・決済・資産形成重視 → 向いている
特に、
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学会・出張
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法人・個人事業の決済
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投資・積立との連動(一部の証券会社)
こうした用途では、三井住友Visa Infiniteは 非常に現代的 です。
6. それでも「招待制」に価値を求める人へ
もしあなたが、
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カードに物語を求める
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所有の“静かな誇り”を重視する
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人に気づかれなくても意味がある
というタイプなら、JCB THE CLASS の思想の方が近いでしょう。
もちろんアメックスセンチュリオンも。
7. 結論|Visa Infiniteは「別物」になった
かつてのVisa Infiniteと、今のVisa Infiniteは 同じ名前の別のカード です。
格が下がったのではない。
役割が変わった。
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昔:選ばれた人の証
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今:選び続けられる人の道具
皆さんはどのように思われますか?

