ブラックカードの年会費は“元を取る”ものなのか? ― 医師1,341人調査から見えた静かな真実

ブラックカード

 

今回の内容は、M3ー医師のコミュニティサイトの記事“ブラックカードの年会費、元は取れるの?医師のリアルな答え”からの引用記事になります。 

 

 


医師1,341人のデータから見える“現実”

ブラックカード保有率:約10.7%

医師のブラックカード保有者は約1割。

これは「(準)富裕層=ブラックカード」という単純図式が成り立たないことを示しています。

 


保有ブランド構成

  • JCBザ・クラス:44.4%

  • 楽天ブラックカード:18.1%

  • ダイナーズクラブ プレミアムカード:16.7%

  • アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード:7.6%

 

興味深いのは、センチュリオンよりもザ・クラスが多い点。

これは“外資的ステータス”より“国内での使い勝手”を優先する合理性の表れかもしれない。

 


年会費は「元を取れる」のか?

結果:

  • 思う:33.6%

  • 思わない:28.7%

  • どちらとも言えない:37.8%(最多)

 


 

この記事によると、医師1,341人への調査で、ブラックカード保有率は約1割。

しかし「年会費に見合う」と明確に答えたのは3割強にとどまった。

最多回答は――

「どちらともいえない」。

この結果は、実に示唆的だ。

 


ブラックカードを語るとき、私たちはつい

「年会費の元が取れるのか?」という問いを立てる。

ラウンジ利用回数。

コンシェルジュ経由の予約。

付帯保険。

ポイント還元率。

だが、本当にそれだけだろうか。

 


私は現在、**JCBザ・クラス**と**ダイナースプレミアム**を使っている。



正直に言って、年会費を“回収しよう”と考えたことは一度もない。

それでも手放さない理由がある。

 

レストランの予約を依頼するとき、

迷いが減る。

旅行の計画を立てるとき、

検索時間が減る。

小さなことだが、

確実に思考が軽くなる。

その感覚は、数字では換算できない。

 


成熟とは、「損得」で世界を測ることをやめることだと考える。

ブラックカードは、割引装置ではない。

時間の変換装置であり、判断の簡略化装置であり、

そして何より、自分の価値基準を映す鏡である。

迷わない。

探さない。

余計な比較をしない。

その静かな効率こそが、本当のリターンなのかもしれない。

 


 

「元を取る」という発想を持ち続ける限り、

そのカードは常に“投資対象”のままだ。

 

だがある日、

年会費の数字よりも、

“思考が軽くなっている自分”に気づく瞬間がある。

ブラックカードの価値は、

明細には載らない。

それでも、

成熟した人間はそれを知っている。

 


 

もしあなたが今、

ブラックカードを“得か損か”で迷っているなら、

問いはひとつだけだ。

あなたは、それを使いこなす準備ができているか・・・・である。

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