
クルマ選びは、性能ではなく「前提条件」で決まります。
どんな道を、どんな頻度で、どんな気持ちで走るのか——。
自動車選びの話になると、燃費、価格、維持費、装備、安全機能――
そうしたスペックの比較が中心になりがちです。
特に買い物や通勤が主用途であれば、国産車がほぼ最適解だと思っています。
燃費は良く、維持費は安く、先進安全装備も充実している。
事故を未然に防ぐという意味では、日本車は非常に優秀です。
ただし、趣味と距離が入った瞬間、話は変わります。
私のクルマ選びの前提条件
私は、夏は波乗りで海へ、冬はスノーボードで雪山へ、
という生活を長く続けてきました。
移動距離は、片道数百キロになることも珍しくありません。
そのため、クルマ選びの優先順位は明確です。
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高速道路での安定性
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雨・雪・凍結路での走行安定性
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悪路や長距離を前提とした耐久性
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ドライバーが疲れにくいこと
燃費や価格は、その後に来ます。
「安全」と「安定」は似て非なるもの
よく混同されますが、安全と安定は別物です。
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安全:事故を起こさせないための支援
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安定:事故が起きにくい挙動そのもの
雪道や大雨、高速走行で効いてくるのは後者です。
横風を受けたとき、濡れた路面でハンドルを切ったとき、ドライバーが「怖い」と感じないこと。
この心理的余裕は、スペック表では測れません。
私が欧州車を選んできた理由
現在、家族で複数台の欧州車を所有しています。
それぞれに役割がありますが、共通して重視しているのは、
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高速巡航時の直進性
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シャシーの剛性感
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天候に左右されない挙動
これは、「速く走りたい」からではありません。
遠くまで、無理なく、確実に行きたい
ただそれだけです。
国産車がベストな場面も、確実に存在する
誤解のないように言えば、日常用途だけを考えるなら、国産車は非常に合理的です。
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短距離移動
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市街地中心
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維持費を抑えたい
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家族の誰が乗っても安心
この条件では、国産車を選ばない理由はほとんどありません。
どのクルマを選ぶのかの基準は、自分の使い方が、その前提から外れているかどうかです。
クルマは「移動手段」ではなく「環境への耐性」
私にとってクルマは、単なる移動手段ではありません。
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天候
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距離
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時間
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疲労
こうした環境要因から、自分と家族を守るための装置です。
私は、クルマを「好き嫌い」や「評判」では選びません。
どこへ、どんな条件で行くのかそこから逆算して決めます。
クルマ選びに、正解はない
最後に。
クルマ選びに、万人共通の正解はありません。
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生活
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趣味
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価値観
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移動距離
それぞれが違う以上、答えも違って当然です。
ただ一つ言えるのは、
「自分の前提条件を言語化できている人ほど、後悔しない」
ということ。
言うまでもなく、クルマは高価な道具です。
だからこそ、スペックではなく、自分の生き方に合っているかで選びたい。
私は、そう考えています。
皆さんの考え方も教えてください。

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