クルマ選びは「性能」ではなく「前提条件」で決まる

思想系

クルマ選びは、性能ではなく「前提条件」で決まります。

どんな道を、どんな頻度で、どんな気持ちで走るのか——。

 

自動車選びの話になると、燃費、価格、維持費、装備、安全機能――

そうしたスペックの比較が中心になりがちです。



特に買い物や通勤が主用途であれば、国産車がほぼ最適解だと思っています。

燃費は良く、維持費は安く、先進安全装備も充実している。

事故を未然に防ぐという意味では、日本車は非常に優秀です。

ただし、趣味と距離が入った瞬間、話は変わります。


私のクルマ選びの前提条件

私は、夏は波乗りで海へ、冬はスノーボードで雪山へ、

という生活を長く続けてきました。

移動距離は、片道数百キロになることも珍しくありません。

そのため、クルマ選びの優先順位は明確です。

  1. 高速道路での安定性

  2. 雨・雪・凍結路での走行安定性

  3. 悪路や長距離を前提とした耐久性

  4. ドライバーが疲れにくいこと

燃費や価格は、そのに来ます。


「安全」と「安定」は似て非なるもの

よく混同されますが、安全と安定は別物です。

  • 安全:事故を起こさせないための支援

  • 安定:事故が起きにくい挙動そのもの

雪道や大雨、高速走行で効いてくるのは後者です。

横風を受けたとき、濡れた路面でハンドルを切ったとき、ドライバーが「怖い」と感じないこと。

この心理的余裕は、スペック表では測れません。


私が欧州車を選んできた理由

現在、家族で複数台の欧州車を所有しています。

それぞれに役割がありますが、共通して重視しているのは、

  • 高速巡航時の直進性

  • シャシーの剛性感

  • 天候に左右されない挙動

これは、「速く走りたい」からではありません。

遠くまで、無理なく、確実に行きたい

ただそれだけです。


国産車がベストな場面も、確実に存在する

誤解のないように言えば、日常用途だけを考えるなら、国産車は非常に合理的です。

  • 短距離移動

  • 市街地中心

  • 維持費を抑えたい

  • 家族の誰が乗っても安心

この条件では、国産車を選ばない理由はほとんどありません。

どのクルマを選ぶのかの基準は、自分の使い方が、その前提から外れているかどうかです。


クルマは「移動手段」ではなく「環境への耐性」

私にとってクルマは、単なる移動手段ではありません。

  • 天候

  • 距離

  • 時間

  • 疲労

こうした環境要因から、自分と家族を守るための装置です。

私は、クルマを「好き嫌い」や「評判」では選びません。

どこへ、どんな条件で行くのかそこから逆算して決めます。


クルマ選びに、正解はない

最後に。

クルマ選びに、万人共通の正解はありません。

  • 生活

  • 趣味

  • 価値観

  • 移動距離

それぞれが違う以上、答えも違って当然です。

ただ一つ言えるのは、

「自分の前提条件を言語化できている人ほど、後悔しない」

ということ。

言うまでもなく、クルマは高価な道具です。

だからこそ、スペックではなく、自分の生き方に合っているかで選びたい。

私は、そう考えています。

皆さんの考え方も教えてください。

 

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