2つの法律がカードを変える
私は日経トレンディを定期購読しています．
『日経トレンディ』 お得な年間購読申込み受付中！
恒例のクレジットカード特集の中に，「あなたの限度額が少なくなる！？2つの法律がカードを変える」と，気になる記事が載っていました．
2つの法律がカードを変える
ご存知の方も多いとは思いますが，改正貸金業法が来年6月までに完全施行され，今秋からは割賦販売法も改正されます．この法改正によって，カードや消費者金融などの利用限度額が
規制されるのです．
実際キャッシングでは，今後は年収の1/3を超える借入れが不可能となり，ショッピングの分割払いでも限度額が規制されます．
この法改正が，このサイトを見て下さっているプレミアムカードを狙っている方々に，どのような影響をおよぼすのでしょうか？
今までカード会社は入会審査の段階では，年収や勤務先よりもクレジット情報を重視しているところが多かったようです．実際，年収が多少低い方であっても支払い実績を評価して限度額を上げていたそうです．それが今回の法改正で，いわゆる“総量規制”がかかってしまうことで審査がより厳しくなってしまう可能性が高いのです．
つまり，
プラチナやブラックカードへのアップグレードに関しても，そのハードルが上がってしまう可能性が高くなるのでしょう．
年収証明を求められることが必須になるかもしれません＾＾
また，ブラックカードの発行元のカード会社は，ブラックカードのウリでもある“限度額なし”といううたい文句を今後は使用できなくなるかもしれませんね．
最終的にこれらの法改正によって，消費者の借入額やクレジット債務などの情報が信用情報機関へ多く集まるようになります．前回，当サイトでも記事にしたような“クレジットスコア化”が進むのではないと，この記事中でも述べられていました．
充実した資産形成を推し進めながら，カードのクレジットヒストリーを磨かなければ，プレミアムカードへのアップグレードはありえません＾＾；
